センセーション・メソッド入門② of SAM ホメオパシー コンサルティング

  氣付きの7つのレベル

「氣付きの7つのレベル」とは何でしょうか?

「氣付きの」というのは、私の解釈です。
英語では、7 Levels of Exprienceとなっています。
体験、すなわち物事の感じ方に7つのレベルがあるということです。

末梢の出来事から神経、無意識、意識を通じて知覚・認識される事がセンセーションですが、自分の身に起きている事、あるいは見た事・聞いた事を、どのように認識するかは、人それぞれですね。

「まるで~のような感じ」が人によって違うわけです。
こういった、その人独自の認識が「体験」なのです。
そして、「体験」をどのレベルで認識しているかを分類しようとしたのが、7 Levels of Experienceであり、それは認識の度合いという事だから、「氣付きのレベル」であろう、と私は解釈したわけです。

これら体験または氣付きのレベルというのは、結局、State of being(在り様、存在の状態)のレベルであるという事が出来ます。

日常生活で、その人がどのレベルにあるか?
それを判断するものでもあるのです。

7つのレベルとは、

  1. 名前(Name) - 名前、病名
  2. 事実(Fact) - 症状、表面的な現象、ローカル・センセーション
  3. 感情・フィーリング(Emotion / Feeling) - 感情、喜怒哀楽、情感
  4. 妄想(Delusion) - 信念、思い込み、状況・環境に対する適応戦略・世界観
  5. センセーション(Sensation) - ヴァイタル・センセーション、本質的現象・体験
  6. エネルギー(Energy) - エネルギー、振動のレベル
  7. 無(Blankness) - 空、宇宙意識、キリスト・仏陀のレベル、通常知りえない

意識・無意識という知覚レベルで考えれば、これらは7:無のレベルに近づくほど深く、無意識の領域に近くなります。
一見、悟りのレベルの様にも見えますし、そんな面もあるかと思いますが、深いから良い、浅いから悪いという「善悪」の判断とは別問題です。

例えば、ある人が喉の不快感を抱えているとします。

もしかしたらそれは、「誰かに首を絞められているよう」な感じがするかもしれません。
レベルの深い人、妄想レベルやセンセーション・レベルで日常を体験している人は、その感覚を、単にそんな気がする、ではなく、まさに実際に首を絞められているかのように息苦しくなり、脳裏にありありと首を絞めている誰かが浮かび、叫び声をあげて走り出すかもしれません。
別の人は、「ああ、またアイツが来たな。分かってるんだぞ。さあ、さっさと行きたまえ」と、実にあっさりとやり過ごすかもしれません。

同じレベルだとしても、前者は病の状態、後者は氣付きを活かしうまく対処出来ている状態です。
後述しますが、いずれの場合でも深いレベルにある方が、レメディが見つかり易くなります。

では、以降から各レベルごとに解説して行きましょう。

▲ ページ・メニューへ

  レベル1:名前(Name)

レベル1:名前(Name) - 名前、病名

クライアント(患者)は、病気の状態や物事、起こっている事を、病名、ラベル、数値などを中心に描写します。

H(ホメオパス): どのような事でいらっしゃいましたか?
P(クライアント・患者): 頭痛です。
H: どういう状態ですか?
P: 病院に検査に行ったら、偏頭痛だと言われました。あと、高血圧で、血糖値も高く、糖尿病ギリギリだとの事です。最近、白内障も進んでいます。胃酸過多もひどいんじゃないかな。
H: どういう痛みですか?
P: まさに本に書いてあるような偏頭痛ですよ!いやとにかく痛いです。

こういう話に、更に検査数値とかが出てきたりもします(説明のために、デフォルメしています)。

▲ ページ・メニューへ

  レベル2:事実(Fact)

レベル2:事実(Fact) - 症状、表面的な現象、ローカル・センセーション(局所的感覚)

クライアントは、起きている事、状態そのままを描写します。
ローカル・センセーションは語られないこともありますが、1つまたは多数のセンセーションが語られる場合もあります。

H: どういう状態ですか?
P: 痛みは右のこめかみの辺りから始まって、段々と広がって頭の周囲を締め付けられているような感じになります。なんかこう、頭の周囲に黒い雲が掛かった様な、重い感じなんですよ。

レベル1から2へは、すんなりと降りて行ける人は多いでしょう。
自分の症状や状態を説明してくださいと聞かれた時に、すーっと入って行けるレベル、自然に語り始める事が、その人のレベルである可能性があるわけです。

放って置いても、どんどん深いレベルに進んでいく人もいます。
しかし、何を聞かれるか、どう答えれば良いか分かっているかどうかにもよりますね。
質問の出し方にも左右される場合が多いです。

従って、すんなり入って行くレベルというのも1つの尺度ですが、それより深く降りられないレベルというのも、判断の鍵になりますね。
コンサルテーションが進んで行くと、「抵抗」が出ます。
どう聞いても、それ以上深い体験・氣付きが出てこない・・・そこがその人のレベルを示唆しています。

▲ ページ・メニューへ

  レベル3:感情(Emotion / Feeling)

レベル3:感情・フィーリング(Emotion / Feeling) - 感情、喜怒哀楽、情感

1つないし複数の感情が、症状と結びついて表現されます。

イギリスで、ローカル・センセーションは、こちらに属すると考える人がいました。
Feelingというのは、一般的な意味でのセンセーションに近いじゃないかということなんですね。
しかし、このレベルは、感情というのが中心です。
感情というのは、アタマに浮かんでくるものですね。
局所・末梢に感情は無い(あるのかもしれませんが)と解釈されます。
もちろん相互関係があって、このレベルというのがあるわけですが、感情そのものがローカルな存在ではないということです。

(レベル2の続きとして)

H: どういう状態ですか?
P: 痛みは右のこめかみの辺りから始まって、段々と広がって頭の周囲を締め付けられているような感じになります。なんかこう、頭の周囲に黒い雲が掛かった様な、重い感じなんですよ。
H: 他には?
P: いつもこれが来ると、あー、いやだなぁって・・・いつまで続くんだろう?もう治らないんじゃないかって悲しくなるんです。でも、ずっと治らないで来てるから、しょうがないなって諦めもあって。
暗くなっちゃいますね・・・酷い時は、ヒステリーみたいにキレそうになって、無性に腹が立って。時折、怒鳴ったりもしちゃうんですけど。
そうするとまた余計に悲しくなって。痛いのは治まらないし。ホント、暗くなっちゃいます。。

頭痛に関係して、たくさん感情が出てますね。
不安、嫌悪、悲しみ、怒り、暗い、諦め。

「H: 他には?」という質問をしなくても、自然と語られる場合もあります。
また、どんな感じですか?とか、どんな気分ですか?という質問が入る時もありますよ。
ポイントは、質問無しに出て来るかよりも、どこでスタックするかどうかです。

▲ ページ・メニューへ

  レベル4:妄想(Delusion)

レベル4:妄想(Delusion) - 信念、思い込み、状況・環境に対する適応戦略・世界観

妄想というのは、案外解釈が難しいですね。適用範囲も結構広いです。
英語では、

- a false belief or opinion about yourself or your situation
- the act of believing or making yourself believe sth that is not true

となっています。
私は、イギリス人の先生に、"a false perception of self"だと教わりました。

上記の英語の意味が、ホメオパシーでの妄想を簡潔に表現しているように思います。
妄想とは、自己に関する間違った認識、あるいは真実でない(実際にはそうでない)事を信じたり、信じようとすることです。

世界や、自らが置かれた状況をどのように認識するかも信念や思い込みの一種ですから、世界観、世の中をどのように見ているか、あるいは人生観というのも、妄想として成り立ちます。
ですから妄想と言うと、何だか病的な印象を受ける人も多いかと思いますが、実は誰でも持っているものなのです。

あなたが例えば犬が怖いとします。
小さい可愛らしい犬でも、何だか怖い。触ることは出来るけど、いつもビクビク。
あなたは犬に噛まれたことはないのに、どうしても「噛まれるんじゃないか?」と思ってしまう・・・
こういうのも、広義の妄想なのですね。

また、この例でも見られる様に、妄想は感情のレベルとも関係があります。
恐怖<=>噛まれるという思い込み
これは、特定の感情と特定の状況が結びついています。
もっと妄想の強度が増すと、「噛まれる=>恐怖=>犬を見ると逃げ出してしまう」
といった行動・反応を伴うことになります。

H: どういう状態ですか?
P: 痛みは右のこめかみの辺りから始まって、段々と広がって頭の周囲を締め付けられているような感じになります。なんかこう、頭の周囲に黒い雲が掛かった様な、重い感じなんですよ。
H: 他には?
P: うーん、悲しくて、暗くなっちゃって・・・なんかこう、閉じ込められたような。。それで、頭に黒くて重たい雲が掛かって来て。
嫌なことがあると、ついそういう風に思っちゃうんですよね。うわ~おも~い・・・って。
H: もう少しその感じについて話していただけますか?
P: この前、仕事でちょっとミスしちゃって。上司に結構怒られたんですよ。
その人は、割と細かくて口うるさい人で、みんな良く小言を言われるんです。だから、まあ珍しいことじゃないし、私だけってわけじゃないんですけど、なんか・・・あぁ、私ってなんて運が悪いんだろうって、凄い攻撃されているような気分で。
それで、どんどん頭も重いような感じになって、狭い所に閉じ込められているような気分になっちゃって。。
実は小さい頃からよくあるんですよ、こういう感じ。なんかこう、忘れた頃にというか。また重いのが来たって(涙)

感情(悲しい、暗い)という感情から、ある状況が思い浮かんで、いつも閉じ込められて、(頭が)重い感じという妄想のレベルの体験になっていますね。
しかもこの感じは、小さい頃からあって、忘れた頃にやって来ます。
攻撃されて、運が悪いという感情も出てきました。

この様に、妄想と感情は、深いつながりがあることが比較的多いのです。
感情レベルにあった、「もう治らないんじゃないかって悲しくなる」も、「私は絶対不治の病なんだ。誰も私を治してくれないんだ。」っていう思い込みになったら、妄想ですね。

そしてここで大事なのは、妄想レベルと判断されるには、それが固定されていて、いつもその状態にいることが必要です。ないしは、何かあるとすぐにその状態に陥ってしまう。
妄想レベルにある人の場合、上の例で言えば、日常体験として、事あるごとに「閉じ込められていて、重い」体験をしているのです。
(実際のコンサルテーションでは、それを確認しなければなりません)

また、ここまで見てきたレベルは、それぞれつながっています。
名前は事実への入口であり、事実は感情への入口、感情は妄想への入口です。
もう、いきなり全部の扉が開く人も、時折います。

▲ ページ・メニューへ

  レベル5:センセーション(Sensation)

レベル5:センセーション(Sensation) - ヴァイタル・センセーション、本質的現象・体験

いよいよセンセーション・レベルです。
ここでのセンセーションとは、言うまでもなく、ヴァイタル・センセーション、またはグローバル・センセーションです。
また、General sensationという言い方もします。

Dr. Sanakaranは、「時間も空間もなく、その人のあらゆる部分、側面、状況において、同じ歌が歌われる」と説明しています。

中核に存在し、心と身体を貫いて根底に存在するエネルギー(氣)のパターン。
身体のどの部分でも、心にも、どんな時、どんな状況でも、同じ様に(症状や状態として)表現される。
それゆえ、Vital(生命、本質的)、Global(全体・包括的)、Genearl(一般・普遍的)なのです。

ヴァイタル・センセーションを日常的に知覚・認識することは難しいですし、センセーション・レベルで暮らしている人も少ないでしょう。
程度の差はありますが、妄想レベルも同様ですね。

また、人は環境や社会生活と折り合いをつけるために、センセーションを感じない様にしたり、避けたりしようとします。
日常的にクリアに知覚・認識しながら、それらに自然に対処出来る人というのも少ないでしょう。
(それこそが一種の悟りですね)

人間としての世の中への適応戦略として、

  1. Active reaction(センセーションに打ち勝つ、乗り越えようとする状態、反応)
  2. Passive reaction(センセーションに打ち負かされた状態、反応)
  3. Compensation(センセーションを感じない様にする、避けている反応、状態、なんとかセンセーションを否定しようとする)

といった行為、反応をします。

これらによって、センセーションは、無意識、または意識的に隠される傾向にあるのです。
自分のヴァイタル・センセーションを、時折、垣間見ることが出来ても、日常いつも意識上にクリアな言葉として表現出来る人は少ないものです。

従って、コンサルテーションでナマのセンセーションを探り出すのは、クライアントにとってもホメオパスにとっても、しばしば骨の折れる作業になります。

H: 何が一番問題ですか?
P: 頭痛です。もう随分長いこと悩まされています。
H: どんな状態か、お話いただけますか?
P: 頭全体が重い感じで・・・変な話ですけど、周期的にいじめられて、苦しめられているような。
なんか頭の血管があちこち塞がれた感じがします。それで血液の流れが悪くなってどんどん重くなって来る・・・そんな感じです。
もう本当に辛くて、これが来ると私、動けなくなっちゃうんです。仕事とか、色々やらなきゃって思うんですけど、どうやっても前に進めないというか。(HG(手振り):握りこぶしを振る)
そんな感じになって、やることたくさんあるのに・・・もう八方塞になっちゃって。(HG:握りこぶしを振る)
H: もう少しその感じについて話してください。
P: なんか、私がすんなりとした人生を歩めないようにされてるみたいで。
事あるごとに、NO WAY OUT!出口なし!って看板を突きつけられているような感じです。
H: 他には?
P: 巨大な岩が、私の行く手を遮っているような・・・向こう側が見えなくて。違う道を行くと、またしばらくして邪魔されて、別の道に行くと行き止まりだったり。。
なんか全然進めない・・・少し歩くとまた止まって・・・いつもそう。すんなり流れて行かないですね。
頭痛も、血がサラサラ流れてない気がするから、これが続くと、いつか脳梗塞でも起こすんじゃないかと。
小さくなって血管の中に入っていって、詰まりをパーンチ!(HG:パンチ)みたいにスカッと取れたら気持ちいいだろうな。(HG:小さいガッツポーズ)
(中略)
P: 今の仕事は、2年前に色々任されるようになって、嬉しくって頑張ってきたんですけど、最近、ちょっとスランプ気味かな。。
壁に突き当たったというか。昔からあるんですよね、こういうの。
私、割と何でも器用にすぐ上達する方なので、ある程度の所までスイスイ行くんですけど、でも壁にも早く当たる感じで(笑)
そういう所でいつもブレイク・スルー(HG:パンチ)出来てたらって思うんですけどね。
(中略)
H: 夢についてお話しください。
P: 悪い人に攻撃されて、追い詰められて、気がつくと出口の無い部屋に迷い込んでて。追っ手の足音が迫ってきて、あーどうしよう、壁を破らなきゃって思うんだけど、どうしても破れない。
わー、捕まるって・・・その時に目が覚めます。

このケースはもちろん創作ですから、色々と妄想、センセーションを語ってくれていますが、こういう風に、少しの質問で、どんどん話してくれる人は多くは無いです(笑)

どういう状態ですか?と質問したら、一気に色々な感覚が出てきました。
事実と感情の扉は開いていて、妄想レベルまで進んでいます。

ケースの流れを追ってまとめてみますと、

  1. 名前: 頭痛
  2. 事実: 頭全体が重い、血管が塞がった、詰まった、流れが悪い(ローカル・センセーション)、動けなくなる
  3. 感情: 脳梗塞の心配
  4. 妄想: 周期的にいじめられている、苦しめられている、前に進めなくなる、八方塞、すんなりとした人生を歩めない、出口なし、巨大な岩、邪魔される、行き止まり、すんなり流れない
  5. センセーション: ?

Level 4とした妄想(Level 3のものも含めて)は、Level 3の感情でもあり、ヴァイタル・センセーションである可能性があります。
塞がれた、詰まった、流れが悪い、行き止まり、出口が無い、壁を破れない、周期的・・・という感覚がパターンとして、一貫して語られていますね。
仕事のこと、夢でも確認出来ました。
従って、これらの妄想的感覚は、ヴァイタル・センセーションであると言う事が出来るでしょう。
(実際のコンサルテーションでは、もっと様々な側面で確認します)

妄想とセンセーションはどう違うのか?迷いますね。
妄想レベルにある妄想と言うのは、ありとあらゆる部分、場面、状況では現れないもので、より「ローカル」であるものです。
ヴァイタル・センセーションであるためには、「いつでもどこでも同じ歌」である必要があるのです。

ここまで見てきたように、名前から妄想、そしてセンセーションのレベルまで、各レベルは次のレベルへの扉であり、特に感情や妄想レベルにある感覚は、センセーションへの扉への鍵となります。

ではこの人はセンセーション・レベルなのか?
それは、創作ケースで短縮しているだけに逆に解説が難しいのですが、妄想レベルとするべきでしょう。
ポイントは、日常、センセーション・レベルで生活しているか?ということです。
センセーションを体現して生きているか?
Dr. Sankaranも、小さい子供や、一部の人を除いて、センセーション・レベルの人は少ないと述べています。
恐らくそういう人は、病気であろうとなかろうと、社会生活を送るのが色々な意味で難しいでしょう。

しかし、センセーション・メソッドでは、コンサルテーション中に、センセーション・レベルの情報を引き出さなければなりません。
その人がセンセーション・レベルにいるわけではなくても、ヴァイタル・センセーションが分かって、初めてレメディが分かるということなのです。
なぜならば、レメディ像もまた、センセーションを元に記述されているからです。

クライアントのヴァイタル・センセーションとレメディ像(レメディのヴァイタル・センセーション)が一致する時、それがその人にとっての最適なレメディ(シミリマム)となるのです。

▲ ページ・メニューへ

  レベル6:エネルギー(Energy)&レベル7:無(Blankness)

レベル6:エネルギー(Energy) - 言葉に出来ないエネルギーのレベル

エネルギーは、センセーションより更に抽象的な感覚で、言葉として表現するのは困難なレベルです。

普通の人が知覚し識別出来るレベルを超えています。
エネルギーを示すものは、音、色、スピード、動きなどですが、これらからエネルギーを示す何かを垣間見ることは出来るとしても、その情報を明確に認識しレメディを探るのは、事実上不可能なのです。

レベル7:無(Blankness) - 空、宇宙意識、キリスト・仏陀のレベル、通常知りえない境地

こちらはそれこそ、それが何であるか?存在するのかも分からないというレベルです。

キリストや仏陀といった高次の存在のみが達し得るレベルとでも言うのでしょう。
しかし、こういう人がホメオパシーや医療の助けが必要だとは思えませんね。

実用上、センセーション・レベルが、今のところ最も深いレベルになります。
センセーション・レベルの体験(ヴァイタル・センセーション)と、垣間見えるエネルギーを元に適切なレメディを見つけるというのが、今の我々に出来る最善の方法であるというのが、センセーション・メソッドの考えです。

ここまで述べてきたように、日常生活においては、それぞれの人が、それぞれのレベルにあります。
日常、浅いレベルにある人(くどいようですが浅いから悪いという意味ではありません)は、コンサルテーションにおいても、センセーション・レベルの体験を語ることが困難だったり、時間が掛かったりします。
あるいは、意識が深い体験を見つめようとしても、無意識が拒絶するような、そんな時もあります。

深いレベル、内面深い体験を探ることは、深層心理、潜在意識のレベル深く分け入って行くことになります。
そうしたレベルでの体験を言葉にする作業というのは多くの人にとって難儀なことだろうと思います。

しかしそれでも、クライアントは、ホメオパスの助けを借りながらも、自らヴァイタル・センセーションを掘り起こし、語る必要があります。
ホメオパスが、代わりに答えることは出来ないのです。

この自分で「体験」し、歩いて行くプロセスこそ、「氣付き」であると私は考えます。
「体験の7つのレベル」とは「氣付きのプロセスのレベル」なのです。
それは自分と向き合い、自分らしさを取り戻し、自分の人生の主人公に返り咲くための旅でもあるのです。

▲ ページ・メニューへ